現在某通信制大学にて、教職の単位を取っています。
そのなかで受理されたレポートの一部だけ公開しようと思います。
なぜかというと
授業科目によってはあるのですが、
基本的に講義動画がほとんどなく、
指定テキストを読むだけで、本当に難しいと感じたからです。
私は一度別の大学を卒業しており、
教職取得だけの目的で、もう一度現在の通信制大学に入学しているため
レポートを書くことや文章を書くことをひととおり経験していますが、
それでもハードルの高い仕組みだなと思い、
困っている方に少しでもヒントに頂けたらと思い、一部掲載いたします。
お題
GIGAスクールなどの将来構想が学校教育に及ぼす利点と課題を述べよ。その際、教師として考慮すべき留意点と、どのように児童生徒の教育を進めていけばよいか具体的に自身の言葉で挙げなさい。
要旨
本リポートは、4つの項目に分けた。
- GIGAスクールなどの将来構想が学校教育に及ぼす利点を、指定資料「GIGAスクール構想が目指す学校教育」から引用して述べる。
- GIGAスクールなどの将来構想が学校教育に及ぼす課題を、指定資料「GIGAスクール構想が目指す学校教育」から引用して述べる。
- ①②の際、教師として考慮すべき留意点を、指定テキストの内容をふまえ、箇条書きで、自身の言葉で述べていく。
- ①②の際、教師として、どのように児童生徒の教育を進めていけばよいか、指定テキストの内容をふまえ、箇条書きで、自身の言葉で述べていく。ただ上記を述べていく前に、
「GIGA」は「Global and Innovation Gateway for All(全ての児童・生徒のための世界につながる革新的な扉)」を意味する(Wikipedia『GIGAスクール構想』より)
であるのだが、注意点として、
GIGA スクール構想は児童生徒一人一人に端末を貸与し,高速ネットワークに つなぐ環境整備を意味しているものではない。その目的は,「個別最適な学びと協働的な学びを実現する」ことにある。(2頁)
ということである。
レポート内容一部①
<②GIGAスクールなどの将来構想が学校教育に及ぼす課題>
自由記述文の採点(4頁)
児童生徒がどのように学んでいくのかを把握することが必要となり,学び方の可視化が必要である(4頁)
実施前に児童生徒にPC やシステムを使いこなせるためのスキルを習得させておく必要がある。(4-5頁)
レポート内容一部②
<①②の際、教師として考慮すべき留意点>
*『教育方法と技術(新しい教職教育講座教職教育編)』参考
- 生徒の深い思考を育てること。
- 生徒に自主性とコミュニケーションを持たせること。
- 教師と生徒が短期と長期スパンで見据えた目標の共有。
- 生徒の「できる」と「わかる」、記憶力と応用力のバランスを養うこと。
- 教科の垣根を越えた指導の心がけること。
- 著作権についての詳細な指導。
- 単なる知識の暗記で終わらず、人生や社会で生きた知識を生徒に提供。
- 誰に何を伝えたいかを最初に考える、コピーライティングの思考と似ているが、誰に何を学んでほしいかを最初に考えることの重要性。
- 学習指導、創造活動、パフォーマンスを通して学ぶ、「学びの3場面」を有機的に組み合わせる。
- 生徒自身みずからで、授業に積極的に参加して、さらに学びたいという意欲をもたせる指導を心がける。
- 学校で身につけた生徒にとって不十分な知識を、内発的動機づけによって、その知識を高めたいと思うような特殊的好奇心を、喚起づけられる授業内容や指導を心がける。
指定資料「GIGAスクール構想が目指す学校教育」*引用
篠原正典/荒木寿友編著 2018.『教育方法と技術(新しい教職教育講座教職教育編)』(ミネルヴァ書房)
Wikipedia*ウェブサイト
ReseEd*ウェブサイト
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