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コロナ禍によりオンライン指導のハードルが下がりました!
ちょうど昨年から、新型コロナウイルス感染症によって、学校も塾もオンライン指導の環境をととのえざるをえない状況になり、今までオンライン指導に抵抗感があったお家にも変化がおき、オンライン指導が比較的にあたりまえになった一年となりました。
私も昨年オンライン指導でという方もたくさんいらしゃったので、オンライン指導の良い点、注意点を今回ご紹介します。
オンライン指導の良い点
オンライン指導の良い点は生徒さんが自主的に自分で考える力を訪問指導よりも身につけさせやすくなると私は考えています。
ただ生徒さんが学習に対して意欲的で真面目に取り組む性格の場合限定です。
そのような生徒さんで例えば数学の計算問題で間違えたところがあったとします。
その時に訪問指導だと私が解き方を単純に解説してしまうことが多いです。
またオンライン指導の場合でもホワイトボードですぐに説明することができます。
しかし、そこをあえて、自分で丸付けをしてもらった後に「なんで間違えたか説明できる?」と聞きます。
そうすると生徒さんが間違いの理由を言語化してくれます。
訪問指導でそれを何度もしてしまうと、とても堅苦しいのですが、オンライン指導であると自然にその対話環境ができ、生徒さん自身が間違いの理由の言語化を繰り返すことで、間違いのプロセスを自主的に認識しやすくなり、さらに説明する力も身につき、一石二鳥だなと思いました。
特に数学で効果的だと感じました。
オンライン指導の注意点
さきほども伝えたように、オンライン指導は生徒さんの学習意欲があったり、真面目な生徒さんと相性が良いと思います。
訪問指導とは違い、生徒さんの様子は一部しかわからないため、生徒さんがサボってしまったり、訪問することの緊張感がなくなってしまうことも起こりやすくなります。
それと講師は言葉での説明が訪問指導よりも重要になってくることも感じました。
訪問指導かオンライン指導かの選択は、ご家庭と生徒さんの性格に合わせて使い分けると良いです!
新型コロナウイルス感染症は今後も続くように思いますので、家庭教師をお家にあまりいれたくない親御さんもいらっしゃったり、そもそもお家に他人をいれたくない親御さんもいらっしゃると思います。
オンライン指導だと訪問指導とは違い、生徒さんの性格、特におとなしい生徒さんは、より対話が深くなり自己開示しやすい場合もあり、訪問指導よりオンライン指導にとても向く場合もあれば、訪問指導で講師が来ないと生徒さんがまったくやる気がなくなってしまう場合もあったり、訪問指導にするか、オンライン指導にするかは、ご家庭の様子と生徒さんの性格によって、使い分けるのが効果的だと実感しました!
ぜひ参考にしていただけたらと思います!
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