「家庭教師を頼みたいけれど、どんな先生が来るのか不安……」「派遣会社が多すぎて選べない」とお悩みではありませんか?
私は大学時代を含め19年以上のキャリアの中で、多くのご家庭と派遣会社の両方を見てきました。その経験から、もし私が自分の子供のために家庭教師を選ぶなら、「ここだけは絶対に譲れない」という判断基準がいくつかあります。
今回は、親御さんの目線に立って、後悔しない家庭教師選びのポイントをプロの視点から詳しくお伝えします。
目次
「体験指導」がない会社は選択肢から外す
まず大前提として、体験指導が受けられない派遣会社はリスクが高すぎます。どれほど電話口で良いことを言われても、実際に生徒と向き合った時の相性は誰にもわかりません。
大きなミスマッチを防ぐためにも、必ず「体験指導」ができる会社を選びましょう。現在の派遣会社の多くは実施していますが、もし「契約してからでないと指導できない」という会社があれば、注意が必要です。
体験指導で「仕事への責任感」を見抜く質問
体験指導に来た先生には、ぜひ以下のことを(直接的、または間接的に)聞いてみてください。話の上手さよりも大切なのは、「仕事に対する目的意識」です。
- 指導の目的が明確か:「将来教員を目指している」「教育分野に関心がある」「生活費のために責任を持って稼ぎたい」など、仕事として覚悟があるか。
- 報告の誠実さ:指導後に、学習状況や課題を親御さんへしっかり言語化して報告してくれるか。
特に注意したいのは、実家暮らしで「お小遣い(娯楽費)が欲しいだけ」という大学生講師です。一概には言えませんが、生活がかかっていない分、仕事への本気度が低いケースが見受けられます。学歴よりも、「一人の大人として、お子さんと誠実に向き合えるか」を重視しましょう。
「高額教材」を勧める会社は絶対に避ける
「この教材がないと指導できません」「オリジナル教材で効率アップ」といったセールストークで、高額な教材を買わせようとする会社はおすすめしません。いくら内容が良くても、コストパフォーマンスが悪すぎます。
難関校対策の特殊なケースを除けば、市販の教材で十分対応可能です。担当の先生と相談しながら、お子さんのレベルに合った市販書を少しずつ揃えていく方が、リスクもなく確実です。
契約後一ヶ月の「ホウレンソウ」をチェック
無事に先生が決まったら、最初の一ヶ月間は以下の「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」が機能しているか、厳しくチェックしてください。
| チェック対象 | 確認ポイント |
|---|---|
| 家庭教師 | 指導後の報告が具体的か。生徒との相性を本人が楽しそうに語っているか。 |
| 派遣会社 | 決定後にフォローの連絡があるか。悩みや相談に迅速に応えてくれるか。 |
先生が良くても、派遣会社から全く連絡がない場合はサポート体制に疑問が残ります。逆に「会社は頼りないが、先生が素晴らしい」という場合は、仲介料を割り切って続けるという選択肢もあります。
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