情報科教員免許取得に向けて某大学の通信課程に入学。

気持ち

およそ2か月ぶりの投稿です。
この2か月間、中学卒業、高校入学、高校卒業、大学入学など
担当生徒さんの大きな成長を見てのお別れがあったり、
新たな生徒さんとの出会いも始まりました。

また自身においての30代後半になってきたため、
40、50、60、70、80歳(言い過ぎだけど言い過ぎでない世の中)と
自身のキャリアを見つめ直しました。

基本的には会社に属したくないため、
フリーランス、1人個人事業主として
引き続きお金を稼いで生き残っていくためには
どうするべきかを考えなおしました。

その結果、教員免許が必要であろうと考えました。

昨年に書いた
34歳、情報科教員・英語教員免許取得しようと思います。」では
正直なところ嘘つきましたが、その頃から私のなかで
教員免許が見え隠れはしていました。
そしてついに先週、1年の時間を経て
某大学の通信課程の1年目の学費を約30万円支払い、
来月からおそらく始まります。

なぜ情報科教員免許取得の一歩に
踏み入れることができたかというと、

  • 私が歩んできたキャリアを活かせること
  • 母校大学で情報科の専門単位をほぼ取れていたこと
  • 国が教員免許の更新制を廃止すること
  • 2025年から共通テストで「情報」が必修になること
  • 最後は国の時勢のみての勘

他にもありますが、このあたりが主な理由でしょうか。
では簡単に見ていきます。

私が歩んできたキャリアを活かせること

私の母校の卒業大学は
一応、情報科の単位、教員免許が取れる大学でした。
そのため「情報」に関連する授業もたくさんありました。
ただ大学在学当時は決して「情報」について
特別興味があるわけでもなく
ただただ新しい勉強ができるというノリと、
大学は名の知れた大学に行こうという
ブランド志向の軽く浅いモチベーションだけで
その後の将来についてなにも考えてなかった自分と
その大学の学部が、学部名以上に様々な勉強ができるという
理由で選びました。

その後さらに大学を卒業してから
ウェブデザインのスキルを身につけたい
ホームページを作れるようになりたいという
思いが出てきて
某専門学校に1年間通いました。

そしてウェブ制作関連のアルバイトや
1人個人事業主で、
ウェブ制作関連、ウェブライティングなどの経験で
決して大きい仕事はしてきませんでしたが、
「情報」に関わる仕事もしてきました。
このようなキャリアが活かせるのではないかと考えました。

母校大学で情報科の専門単位をほぼ取れていたこと

先ほどでも書いたとおり、
私の母校大学は
情報科の単位、教員免許が取れる大学でした。
そのため「情報」に関連する授業もたくさんありました。

4年間の中で「情報」に関連する授業を
決して狙って取っていたわけでもなかったのですが、
なんだかんだ情報科教員免許の単位となる授業が
ほとんど取れるような仕組みでありました。

「情報」=「プログラミング」という印象があるかもしれませんが
大学で学んだことはパソコンのスキルを身につける実技も
もちろんありましたが、それだけでは決してありません。
例えば、著作権における授業や情報倫理、情報社会において
私たちは情報をどのようにあつかって、生きていくかといったような
決してパソコンのスキルだけではないこともたくさん学んだ学部でした。

さらに卒業後、地元の友人と飲みに行っているときに
『「情報」っていうことは言葉、デザイン、ボディランゲージなどあらゆることが関連しているんだな!』
のようなことを言われとても納得したのですが、
「情報」とはに広く言えば、人間生活にかかせないものであるということを再認識しました。

国が教員免許の更新制を廃止すること

教員免許の更新制を廃止という国の流れは私にとって、かなり大きいことでした。
「教員免許更新制」7月廃止へ 教員免許法など改正案を閣議決定』(NHK NEWS)

こちらは約2か月前の記事ですが、
現在4月下旬ですが、
おそらく約3か月後
国や教員不足などの流れにより
教員免許更新制は廃止になるでしょう。

おそらく、もともとも教員免許は更新制ではなかったのですが
私たちが大学生ぐらいの頃にそのような更新制になったようです。

当時はそういったことさえも知らず、
教員免許なんか、とにかく絶対取りたくないと思っていたのに、
15年ぐらい経過してから、やっぱり取るというオチになります
(取得するよう、すすめていた親にごめんなさい。。。)

とは言っても、教育学部でなく
大学時代で教職をとるには
大学に7限ぐらいまで
ほとんどいなくてはいけなかったり、
かなりハードなスケジュールになってしまうので
ラクしたかった当時の僕には全く考えられませんでした。
(浪人生活でいやというほど大学受験の勉強をやり過ぎて、また学校みたいな勉強なんかしたくない症候群なども含めて)

ただ仮に学生時代に取っていても
10年単位の更新制だったので
どこかでたくさんの時間と費用をかけて更新を1度する必要があったことを考えると それをせずにすんだことを考えると、
今回のタイミングは絶好のタイミングだということを
前向きに考えたいと思います。

2025年から共通テストで「情報」が必修

共通テスト「情報」必須に 国立大入試で、25年から―国大協

こちらも国の流れになりますが、
共通テストでは
プログラミングのような実用的なスキルも
おそらくペーパーテスト化して
特に国公立大学志願者にとっては「情報」も
必須の科目となるのでしょう。

さらにこのような流れから、
私立大学の情報関連する学部も選択科目で
「情報」が選べるようになると予想もできます。

こういったことから、受験産業としての「情報」という科目も
必要とされる世の中となるでしょう。

最後は国の時勢をみての直感

正直、私は「情報」の科目について、まったく得意ではありません。
今、日本の学校の試験の点数を取るだけだったら、
英語の方が高い点数が取れたり
英語の方が家庭教師での仕事上、教えられたり、ノウハウもあります。
(ただリスニングと発音と度胸がとても残念なので英語の教員免許はあきらめました。。。)

大学在学時、卒業後、現在までに学んだきた「情報」は
決して受験の点数を取るためのものではないのですが、
なにかしら生徒さんに伝えることができるのかもしれない
大学受験にとらわれない、純粋な本当の学習を伝えられるかもしれませんと思っています。

とはいえ、この先仕事としていくためには、
大学受験の点数を取るための知識も
必要になってくるかもしれませんので
それはそれで、この通信制大学在学期間、それ以降も
身につけていこうとは思います。

教育実習はあると思いますが、
決して将来的に
常勤で学校に属することは
考えておりませんが、

教員免許を持つことで学習支援系の仕事の幅が広がり、
自分の将来のキャリアを成長させてくれるであろう
これからの最短約2年間の情報科教員免許取得に向けての
通信制大学の勉強を大切にします。

先ほど伝えたように、
おそらく「情報」の専門単位としては
おそらくほぼ履修済のため
単位を取らなくても大丈夫だとは思いますが、

勉強はしっかりしていくつもりなので
学んだことのアウトプットの場で、
このブログをうまく使っていこうと考えています。

今後、情報科教員免許を検討されている方にとって
ご参考になるような情報もご提供できたらと考えております。

近未来の情報科教員の可能性をさぐってみた

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