「デザイン」という言葉の重要性を、最近よく耳にしませんか?
デザインと聞くと「美術」や「アート」のような、自分とは無縁の世界だと思うかもしれません。しかし実は、これから勉強や仕事をするにあたって、デザインはすべての人にとって重要なキーワードになります。私たちが覚えておくべき「2つのデザイン」についてお話しします。
情報を整理する「見映えのデザイン」
一つは、多くの方が想像する「色・形・配置」のデザインです。これは単に綺麗に飾ることではなく、「情報をいかに分かりやすく伝えるか」という技術です。
- 学生なら: 記憶に残りやすい「ノートの書き方」。むやみに色を増やさず、重要なポイントを視覚的に整理する力。
- 社会人なら: プレゼン資料、メール、メモの構成。相手が一目で内容を理解できる構成力。
このデザインを学ぶことで、情報をまとめる力と、上手に伝える力が劇的に向上します。
課題を解決する「デザイン思考」
もう一つは、今世界中で注目されている「デザイン思考(Design Thinking)」という考え方です。
これはデザイナーではない人たちが、デザイナーの思考プロセスを仕事に取り入れる手法のこと。AppleやGoogleも採用していることで有名です。学生さんには少し難しく聞こえるかもしれませんが、「相手が本当に困っていることは何か?」を深く掘り下げ、解決策を生み出すこの考え方は、これからの不透明な時代を生き抜く強力な武器になります。
参考:話題の「デザイン思考」をわかりやすく解説(ferret)
「独学だけでなく、実務レベルでデザインを学びたい」という方は、 クリエイティブ分野の専門スクールという選択肢もあります。
「アート」と「デザイン」の決定的な違い
よく混同されがちなアートとデザインですが、その違いを極めてシンプルに説明するとこうなります。
- アート: 「自分の中から生まれる表現」。自分の想いを形にするもの。
- デザイン: 「相手の問題を解決するための表現」。相手のことを徹底的に考えるもの。
どちらが良い・悪いではなく、どちらも新しい価値を生むためには不可欠な要素です。自分を表現するアートの感性と、相手を想うデザインの視点。この両方を学ぶことは、現在進行形で私たちの成長に大きなヒントを与えてくれます。
デザイン思考入門 イノベーションのためのトレーニングブック [ 渡邊 敏之 ]

コメント