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大学入試に「情報」が当たりまえに?
2020年度、本格的に義務教育からプログラミング教育が、本格的にはじまりますが、現在の大学センター試験にあたる、大学入学共通テストで「情報」が2024年度から実施される模様です。
大学入学共通テストで「情報」出題を検討 文科省 朝日新聞DIGITAL記事
筆記だけの試験形式はSTOPを!
現在、普通科の高校生は、情報の科目で「社会と情報」「情報の科学」というものを学ぶそうですが、このようなテキストを覚えて、テストという、今までの試験形式のようなものであればぜひ待った!をかけたいと思います!私は昔、国家資格のウェブデザイン技能士3級の試験を受けた経験があります。(一応無事合格!)現在の試験詳細はわかりませんが、当時はまだ新しい資格で、その時の試験内容は筆記試験と実技試験がありました。筆記試験は事前に専用のテキスト、過去問をできるだけ覚え、よくある学校・入学・資格試験のような問題を解き、実技試験はホームページのとても基本的な使い方ができるかといったような問題をパソコンを使って解きました。こういった試験の出題方法は偏差値、点数化をはっきりさせることができ、採点側は公平な判断もしやすく、無難ではあります。
Wikipedia 情報 (教科)
例えばホームページ、アプリ、ゲームなどのオリジナル作品を提出するような試験方法は?
とは言っても、実技試験というものもマニュアルに沿ったような内容が多く、面白いかと言えば、あまり面白いものではありませんでした。その試験後、結局、私は偏差値では好成績が出せるような知識と、マニュアルのような実技能力を独学で一時的にたくわえたものの、肝心なホームページの素人感から、いつまでも抜け出せないように感じたので、ウェブの専門学校に通い、ホームページの作り方、デザインを学びました。その専門学校では、最終的に作品(ポートフォリオ)制作(*芸術系の学校では普通)と言って、就職するため、仕事をもらうために、「私にはこういった能力、スキルがあります」ということを証明するための制作集を作ることが、偏差値世界にずっと住みついていた私にとって、とてつもなく新鮮で、とても面白かったという思い出があります。なので、2024年度からの大学入学共通テストは、例えば、制限時間内で「情報」の試験にまつわるオリジナル作品(ホームページ、アプリ、ゲームなど)をつくる試験方法もあると面白いのではないでしょうか。
試験の合否を決定する側には現役IT企業の方もたくさん必要なのでは?
そもそもの情報の教員の不足など、プログラミング教育界隈の課題は山積みで今後どうなるか、まだわかりませんが、ウェブ制作関連の仕事、学習支援の仕事の経験を積んでいる私にとっては、商売的にも笑、とてもよいチャンスの時代だと思っているので、このあたりの情報分野を磨き続け、このブログでも紹介していきます。最後は単なる、個人の抱負となってしまいましたが、とにかく、〇✕正解不正解だけ、偏差値・点数だけでは終わらない、さまざまな観点の試験が増えることを願っています。
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