「情報」の試験を受けるのが、当たり前に!?
以前の記事(【情報】偏差値・点数だけで、大学入学を決めない形も、もっと積極的に!)でもご紹介のように、2020年にプログラミング教育が小学校で必修化され、2025年1月から「情報」の科目が大学入試で一般的になるとも言われています。例えば、日本史でテストを受けていたのが「情報」で受けるみたいになるのでしょう。現在のセンター試験でも商業、工業高校系の学生さんは「情報」で受けることもあると思うのですが、普通科の学生さんでも、あたりまえに「情報」の科目を試験で選ぶ時代が来るのでしょう。
高校情報科教員は、もともと狭き門
今まで、現在もそうだと思いますが、高校の情報科教員は高校が普通科の場合、もともと授業が少ないこともあることから絶対数が少なく、とても競争率が激しく、教員になるのはとても大変です。私が高校生(普通科)の時も、情報科の先生は、学校で本当にたまに見る先生だなという印象がありました。
高校「情報」教員採用試験状況 中野情報教育研究室
10年以内で、情報科教員はひっぱりだこかもしれない
現在、情報科教員になることは、とても難しいですが、この状況が激変することが考えられます。理由は上記で述べたように、普通科でも「情報」の授業、試験があたりまえになったり、小中学校でも「情報」の授業はどんどん増えていくことが考えられるためです。情報科教員になりたかったのに、なれなかった方、非常勤職員だった方には、とても大きなチャンス到来の時代に変わるでしょう。
将来の職業、情報科教員のススメ
実は私の卒業大学の学部は社会科学系の学部なのですが、めずらしいことに高校情報科の教員免許が取れました。(当時はまだ新しい学部で、今思えば、未来を予測していた学部と言えます)しかし、その当時はインターネット、ウェブ、「情報」分野などにまったく興味がなく、教職課程の授業を遅い時間に受けるのもイヤ、情報科教員の需要も当時は少なかったため、まったく考えていませんでした。ただ、大学卒業後いろいろな経験をへて、ウェブ制作の専門学校に通い、そのような仕事とも関わっているため、今あらためて思うと、免許取っておけばなと、ちょっぴり後悔しております。ただ「情報」の専門科目の単位はとれているので、ひょっとすると、取得するかもしれませんが。。。
近い将来、情報科教員採用が増えることが予想されるので、興味がある学生さんは、ぜひ将来の選択肢の一つに考えると、良いかもしれませんよ。一種の安定の職種の一つに変わっていくことも十分考えられますから。
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